【世界遺産・銀閣寺(慈照寺)】アクセス・見どころ・豆知識・周辺・わびさびの世界をご紹介
銀閣寺(慈照寺)
正式名称は東山慈照寺(ひがしやまじしょうじ)といいます。
1994年(平成6年)12月に世界遺産に登録されています。
基本情報
所在地 | 〒606-8402 京都府京都市左京区銀閣寺町2
問い合わせ 慈照寺(銀閣寺)寺務所:075-771-5725 |
拝観時間(年中無休) | ●夏季 (3月1日~11月30日) 午前8:30~午後5:00
●冬季 (12月1日~2月末日) 午前9:00~午後4:30 |
拝観料 | ●大人(高校生以上)500円
●小・中学生300円 |
(豆知識) 銀閣寺の名の由来は江戸時代、金閣寺に対し、銀閣寺と称せられることとなったといわれています。 銀閣寺は室町幕府八代将軍の足利義政によって造営された山荘東山殿を起原とし、義政の没後、臨済宗の寺院となり義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられました。
金閣寺は金色なのにどうして銀閣寺は銀色じゃないのかしら?
(豆知識) これに関しては色々な説があるんだけど、当時は財政難で銀箔が貼れなかったとか、銀箔を貼る前に義政が亡くなってしまったなど、銀箔を貼る予定はあったが、 何らかの問題が起こってしまい計画が中止になってしまったという説があるのと 、 当時は外壁が銀色に輝いて見えていたからとか、さっき言ったけど江戸時代に金閣寺と対比したかったからあえて銀閣寺という通称をつけたという説 があるんだよ。なので未だにこの件に関しては謎のままなんだ。
へぇ、そうなんだね~
アクセス
バス | 京都市バス『銀閣寺道』下車(JR京都駅前バスターミナルに銀閣寺行きのバスがあります) |
電車
(東京・福岡からは新幹線がお勧めです) |
●東京駅(新幹線)→京都駅→京都市営烏丸線→今出川駅→徒歩→烏丸今出川→徒歩→京都市営バス203乙(102)→銀閣寺道→徒歩→銀閣寺(約3時間30分)
●博多駅(新幹線)→京都駅→京都市営烏丸線→今出川駅→徒歩→烏丸今出川→徒歩→京都市営バス203乙(102)→銀閣寺道→徒歩→銀閣寺(約3時間50分) |
自動車 | ●兵庫(三宮)から→名神高速道路「京都東IC」(約1時間30分)
●大阪(梅田)から→第二京阪道路「鴨川西IC」(約1時間15分) |
京都市銀閣寺観光駐車場
※銀閣寺に駐車場はありません。 |
利用時間午前8:40~午後5:10
収容台数バス12台・普通車40台 問い合わせ京都市銀閣寺観光駐車場 |
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ということで銀閣寺境内をご案内します。
総門~銀閣寺垣(ぎんかくじがき)
総門をくぐると直ぐに綺麗に手入れされた銀閣寺垣(ぎんかくじがき)がお出迎えしてくれます。
とっても綺麗でしょ? 見どころですよ~
総門から中門までの参道の長さは約50メートルあります。
そして銀閣寺垣を過ぎると中門があり、そこで受付をしています。
庫裏(くり)・大玄関
白い外壁が特徴の、とても綺麗な建物でした。
方丈(本堂)
(豆知識) 方丈は江戸中期に建造され、ご本尊は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)です。 方丈正面の額には「東山水上行(とうざんすいじょうこう)」が掲げられていて、内部には江戸期の南宋画家の与謝蕪村(よさぶそん)、池大雅(いけのたいが)の襖絵が所蔵されています。 ※東山水上行・・・山は不動であり 動いているのは己の心であるという意味
東求堂(とうぐどう)
銀閣とともに、当時のまま現存しているのが東求堂(国宝)です。
おもむきがありましたねぇ。
国宝なんだ~ これは見どころだね~
(豆知識) 東求堂は阿弥陀如来を祀る阿弥陀堂で、現存する最古の付書院(つけしょいん・出窓のような棚)と違棚(ちがいだな)とがあり、現在の和室のルーツ となったと言われているんですよ。
銀沙灘(ぎんしゃだん)・向月台(こうげつだい)
方丈前に白砂を段形に盛り上げた銀沙灘や円錐台形の向月台があります。
(豆知識) 銀沙灘は月の光を反射させるためとか、向月台はこの上に坐って東山に昇る月を待ったものなどの説がありますよ。
こちらも見どころですよ~
観音殿 銀閣
いよいよメインの観音殿・銀閣の登場です。
(豆知識) 銀閣寺(慈照寺)の象徴というべきもなのがこの観音殿(国宝)です。 足利義政は自らの宗教観で一層を心空殿(しんくうでん)、二層を潮音閣(ちょうおんかく)と命名しました。 金閣寺の舎利殿(しゃりでん)、西芳寺(さいほうじ)の瑠璃殿(るりでん)を受け継いだ、唯一現存する室町期の楼閣庭園建築の代表として有名だそうです。 ※楼閣・・・重層の建築物のこと
これは間違いなく超見どころだね!
銀閣はおもむきというかワビサビを感じませんかぁ?
金閣寺と違って派手さはないですが銀閣寺のなんとも言えないおもむきさが私も年齢を重ねていくうちに感じることができたような気がします。。
実におもむきがありましたねぇ。
錦鏡池(きんきょうち)・大内石
錦鏡池の中に大きな石が浮かび隣の駒札に大内石と書いています。
(豆知識) 錦鏡池には「座禅石」「大内石」「浮石」と書かれた駒札が立っていますが上の写真は大内石です。 これら数々の石は諸候石(しょこうせき)と言われ、諸大名から献上されたというよりも足利義政が大名たちから奪い取った石だそうですよ。
千代の槇(ちよのまき)
樹齢500年って凄いわね!? これも見どころだわ!
洗月泉(せんげつせん)
洗月泉の水は錦鏡池南東端にある山の滝から流れ落ちる水が銀閣・東求堂のある下段の庭に流れているそうです。
(豆知識) 「月が泉に映し出された時に泉のさざ波がまるで月を洗っているように見える」ことから洗月泉と名付けられたそうですよ。
うわぁ、何だかとても素敵だわ~ この洗月泉も見どころだね
展望所
展望所から眺める銀閣寺もなかなか良いですよ。
ここは間違いなく超見どころだわ!!
お茶の井
下段の庭から東部の山腹をさかのぼると湧水、お茶の井があります。
(豆知識) 足利義政愛用のお茶の井跡だそうで、水質も良く、現在もお茶会などの飲料水として利用されているそうですよ。
御茶処「圓通」
境内にお茶処もありますので歩き疲れた方はこちらで休憩を。
ちなみに私達夫婦は疲れたのでお茶しましたよ(笑)
抹茶とお茶菓子(「銀沙灘」と「向月台」の二種類)をいただきました。
御朱印
以上で銀閣寺の紹介は終わりです。
その他の詳細は公式ホームページを参照してくださいね。
哲学の道
銀閣寺の参拝が終わったら有名な『哲学の道』を散策するのもおすすめです。
(豆知識) 哲学の道は、銀閣寺と南禅寺をつなぐ約2kmの散歩道で、 琵琶湖疏水に沿って敷かれています 。 このエリアは京都大学から近く、 昔から多くの文化人が住んでいたため、「文人の道」や「哲学の小径(こみち)」、「哲学者道」 などと呼ばれていたそうですよ。 20世紀初期の哲学者で、京都大学の教授でもあった西田幾太郎(にしだきたろう)が、毎朝この道を歩いて思想にふけっていたというエピソードにちなんで、「哲学の道」と名付けられたといわれています。
ここを歩いていると自分も哲学者になった気がしてしまいます(笑)
ということで、銀閣寺及び哲学の道紹介ブログを終わります。
最後までお読みいただき有難うございました。
少しでもこの記事が皆様のお役に立てれば幸いです。