【世界遺産・清水寺/地主神社/二年坂周辺】アクセス方法・見どころ&豆知識・ランチのご紹介
この日、私は妻と京都デートをすることに。
大阪から電車に乗り京都駅で下車し、そしてバスに乗ってまずは最初の目的地である清水寺に向かうことにしました。
【この日の観光予定】
➀清水寺(地主神社・二年坂周辺含む)→昼食→➁高台寺→➂八坂神社
➁➂についてはまた改めてブログで紹介させていただきますが、今回は清水寺の詳細をブログで紹介させていただきたいと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
清水寺(きよみずでら)
(豆知識) 清水寺の開創は約1200年前で、観音さまの霊場として、古くから庶民から親しまれてきたんですよ。 京都の東にある音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内に国宝と重要文化財を含む30以上の伽藍(がらん)や碑(いしぶみ)が建ち並んでいて1994年には世界遺産に登録されました。
へぇ…… 清水寺って誰でも知っているお寺なのに私、詳しいことを全然知らないわ。 それでペン太郎先生、伽藍って何なんの?
伽藍というのは元々は僧侶が集まって修行する清まった場所の意味だったんだけど、後に寺院の事だったり、寺院の中の主要な建物の事を伽藍という言葉で表す様になったんだよ。
へぇ、そうなんだ~
基本情報
所在地 | 〒605-0862 京都市東山区清水1丁目294 TEL: 075-551-1234 FAX: 075-551-1287 |
拝観時間(年中無休) | 6:00~18:00
※夏は~18:30(7月~8月) |
拝観料 | ●大人・高校生 400円
●中学生・小学生 200円 |
アクセス
電車・バス | ●JR京都駅 下車 京都市交通局(市バス)「五条坂」「東山五条」徒歩10分
●京阪電鉄「祇園四条」駅 下車 京都市交通局(市バス)「清水道」「五条坂」徒歩10分 ●京阪電鉄「七条」駅 下車 京都市交通局(市バス)「清水寺祇園」「五条坂」徒歩10分 ●京阪電鉄「清水五条」駅 下車 徒歩約25分 |
自動車 | 大阪方面(名神高速道路)→京都南第一IC下車→約20分~30分で清水寺付近に到着
※清水寺には駐車場はありませんので周辺有料駐車場をご利用ください。 |
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下記のURLからどうぞ。
清水寺の始まり
(豆知識) 奈良で修行を積んだ僧侶の賢心(けんしん)が夢で「北へ清泉を求めて行け」とお告げを受けたことが清水寺の始まりなんだよ。
お告げって何だか神秘的だなぁ
(豆知識) それで賢心はお告げに従って北へ向かい、やがて京都の音羽山で清らかな水が湧き出ている瀧を見つけるんだよ。するとこの瀧のほとりにある粗末な小屋に住みながら修行をしていた行叡居士(ぎょうえいこじ)という老仙人に出会ったんだ。 行叡居士は賢心に観音力を込めたという霊木を授けて「あなたが来るのを待ち続けていた。どうかこの霊木で千手観音像を彫刻し、この観音霊地を守ってくれ」と言い残して姿を消したらしいんだ。そして残された賢心は「行叡居士は観音の化身だ」と悟って、それ以降音羽山の粗末な小屋(草庵ともいう)とこの土地を守ったということなんだよ。
とても不思議なお話だねぇ……
(豆知識) ほんと、そうだねぇ。それでまた後で紹介するけど賢心が見つけた滝は、その後「音羽の瀧」と呼ばれるようになり現在も清らかな水が湧き続けているんだよ。 そしてその日から2年くらい経ったある日、賢心はまたしても運命的な出会いをするんだ。 鹿狩りに音羽山を訪れた武人、坂上田村麻呂と音羽の瀧で出会ったんだ。
坂上田村麻呂って私知ってるわ!! 歴史の教科書に出てくる人よね?
(豆知識) そうそう、その有名な坂上田村麻呂だよ。 その時の賢心は坂上田村麻呂に恐れることなく観音霊地での殺生を戒めるだけではなく、観世音菩薩の功徳を説いたそうなんだ。すると坂上田村麻呂はその教えに深く感銘を受けてしまい、後日に十一面千手観世音菩薩を御本尊とした寺院を建立たんだよ。そしてその寺院の名前を音羽の瀧の清らかさにちなんで清水寺と名付けたと言われているんだよ。
へぇ、そうなんだ~ 坂上田村麻呂は清水寺の名付け親だったんだね!?
ということで清水寺の境内に入って行きます。
仁王門
朱色が鮮やかでとても立派な門ですよね。
(豆知識) 仁王門は清水寺の正門で、1467~1477年の戦によって焼失しましたが、16世紀初めに再建され、2003年に解体修理されました。 門の幅は約10メートルで奥行きは約5メートル、そして棟高は約14メートルの、再建当時の特徴を示している楼門なんです。
この仁王門は見どころだね~
仁王門右下から桜をバックに妻を撮影しました。(この日は3月末ごろで桜がとても綺麗でした)
西門
現在の建物は1631年再建したものだそうです。
この西門も見どころで~す
鐘楼
こちらの鐘楼は平安期に建造され、江戸時代中期の1607年に現在の場所に再建・移築したそうです。
三重塔
国内最大級の三重塔で、高さは約31メートルあります。
創建は847年、現在の建物は江戸時代の1632年に再建されたものだそうです。
こちらの三重塔も見どころですよ~
隋求堂
(豆知識) この隋求堂は大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)を本尊としてお祀りしています。 それに縁結び、安産、子育ての神仏もお祀りしているんですよ。
ここではお堂の地下を歩く胎内めぐりの体験ができるのよ。 少し怖いけど見どころだよ~
※胎内めぐりは新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、人数を制限して受付しています。
※私は数年前に体験しましたが本当に真っ暗闇で壁伝いに中を歩きました。
経堂
(豆知識) この経堂は寛永10年(1633)の再建でですが、平成12年に解体修理されたそうです。 平安時代中期には全国から学問僧が集まる講堂として栄えたらしいですよ。
本堂
いよいよ本堂に入ります。
まずお目見えするのが清水寺の大黒様「出世大黒天」です。
この可愛らしい?大黒様も見どころですよ~(笑)
大黒様は七福神の一人で、福徳・財運のご利益がある神様と言われています。
そして本堂に鎮座しているこの大黒天様は出世してお金が増える出世大黒天と言われているみたいなので私は真剣に拝みました(笑)
ようやく本堂正面です。
本堂の中も見どころでーす!
みんな必死に煙を体につけています(笑)
本堂からの景色はこんな感じです。絶景でしたよ。
撮影スポットその➀って感じかな~
勿論、こちらも見どころです。
但し、あの有名な清水寺の撮影スポットはもう少し先にありますのでご案内しますね。
まずは阿弥陀堂を通り過ぎますよ。
阿弥陀堂
阿弥陀堂は江戸時代初期に再建されています。
(豆知識) この阿弥陀堂の本尊は阿弥陀如来で、浄土宗の開祖・法然上人が日本で最初に常行念仏道場とした場所だそうで法然上人二十五霊場第十三番札所として多くの参拝者が訪れているんですよ。
この阿弥陀除来様も見どころの一つでーす。
続いて阿弥陀堂に隣接している奥の院へと向かいます。
奥の院
奥の院は後で紹介する音羽の瀧の真上に建っていています。
現在の建物は、本堂と同時期の1633年に再建されたそうで、2017年に修復が完了しました。本堂と同様の懸造りです。
(豆知識) 懸造り( がけづくり 崖造ともいう)とは崖や池などの上に建物を長い柱と貫で固定し、床下を支える建築方法のことです。
こちらには手で触れて撫でることでご利益をいただけるふれ愛観音が 鎮座しています。
このふれ愛観音様も見どころの一つでーす。 今はコロナ渦の影響で触れる事はできないかもです。
そしていよいよ、清水寺最大の撮影スポットです!!
奥の院の前通路から撮影した本堂の写真が一番有名ですよね。
本堂から張り出している舞台の高さは約13メートルで、これは4階建てのビルに相当するそうです。
すごーい!! ここからの撮影が一番だよね~!! 超見どころです!!
(豆知識) 「切り立った断崖に張り出している清水寺本堂の舞台から飛び降りるほどの覚悟で物事を実行する決意」をあらわす言葉として現代の私達は「清水の舞台から飛び降りる」ということわざを使っていますね。
下から見上げるとこんな感じです。凄いですよね。私はこの写真が一番のお気に入りなんです。
(豆知識) 本堂は音羽山の崖に建築されていて、これは奥の院と同じく「懸造り(かけづくり)」と呼ばれる日本古来の伝統工法なんです。 格子状に組まれた木材同士が支え合った建築なので崖などでも耐震性の高い構造をつくり上げることを可能にしてるんですよ。
凄すぎるわ~!! ここからの眺めは超超見どころだわ!!
舞台を支えている18本の柱は床下に建てられていて、樹齢400年以上の欅(けやき)を使用していますよ。 大きいもので長さ約12メートルもあり直径約2メートルを超える柱もあるんです。 木材同士を組み合わせたこの構造を「継ぎ手」と呼び、釘を1本も使用していないんですよ。凄い技術ですよね。
音羽の滝
上記でも紹介しましたが、「音羽の滝」は清水寺開創の起源で、寺名の由来となった瀧です。
(豆知識) こんこんと流れ出る清水は古来「金色水」「延命水」と呼ばれていて清めの水として尊ばれていたんですよ。 三ヶ所から分かれ落ちてくる清水を柄杓に汲んで六根清浄(欲や迷いを断ち切って、心身が清らかになること)・所願成就(願っていることが叶うこと)を祈願するそうです。
ここも見どころだな~
※現在は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、いただくことはできません。右の写真はコロナ前の様子です。
御朱印
その他、詳細は公式ホームページを参照してくださいね。
地主神社(じしゅじんじゃ)
清水寺のすぐ近くにあります。
(豆知識) 地主神社は縁結びの神さま大国主命を主祭神とし、その父母神、奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)の父母神を正殿にお祀りしています。 なんと京都盆地が湖だった縄文時代以前から信仰を集めていたんですよ。 地主神社の本殿・拝殿・総門と境内地が国の重要文化財に指定されると共に世界文化遺産にも登録されています。
本殿
拝殿
総門
恋占いの石
「恋占いの石」は片方の石から目を閉じて歩き、もう一方の石にたどりつくことができると、恋の願いがかなうと伝わっている願掛けの石です。
地主神社についてもっと詳しく知りたい方は公式ホームページをご覧くださいね。
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二年坂・産寧坂
清水寺、地主神社の参拝を終えたら次は二寧坂(二年坂)、産寧坂の散策です。
これぞ京都と感じる事ができる町並みで見ているだけでワクワクします。
途中に八坂の塔がそびえ立っています。
この塔は見どころだよね~
たくさんの方が様々な角度(アングル)で写真を撮っていましたよ。
フィギュアと一緒に撮っている人もいました(笑)
昼食
お腹が空いてきたので昼食をとることに。
私達は阿古屋茶屋(あこやじゃぢゃや)さんで漬物バイキングをいただきました。
所在地 | 〒605-0862 京都市東山区清水3-343 |
営業時間 | 年中無休(予約不可 10:00受付開始) 平日 11~16時(15時L.O.) 土日 11~17時(16時L.O.) |
料金(全ておかわり自由 ・ 時間制限無し) | 1600円(税込)
※車でお越しの方は「高台寺駐車場(100台)」をご利用されるのがおすすめです。 |
女性に大人気のお店だそうで、この日も女性客でいっぱいでした。
勿論、このお店のことは妻も知っていましたよ。
たくさんのお茶漬け用の具材が並んでいます。
お茶づけってこんなにも美味しかったんですね(笑)
満足しました。
お店の詳細は公式ホームページをご覧くださいね。
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ということで清水寺・地主神社及び二年坂・産寧坂のアクセス・見どころ・豆知識などの紹介記事を終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がが皆さんに少しでもお役に立てれば幸いです。