【金刀比羅宮(こんぴらさん)】アクセス・参拝ルート(785段の階段)・豆知識のご紹介
こんぴらさん
(豆知識) 金刀比羅宮は、香川県 琴平町の象頭山(ぞうずさん)に鎮座する神社で、こんぴらさんの呼び名で親しまれています。 金刀比羅宮最大の特徴は、御本宮まで続く長い長い石段で、参道入口から御本宮まで石段の数は785段です。(奥社まで行けば1368段もありますよ)
な、な、785段もあるの!? 僕、上れるかな!?
(豆知識) 御本宮の御祭神は、大物主神(おおものぬしのかみ)と崇徳(すとく)天皇で、昔から農業・殖産・医薬・海上守護の神様として信仰されているんだよね?
おっ、よく知ってるねペンちゃん。 もっと言うと (豆知識) 境内では神職・巫女が一年を通して様々な祭典・神事を行っているんだよ。 785段の石段以外にも御本宮の金幣、「幸福の黄色いお守り」、例大祭の「お頭人様」、書院(重要文化財)の円山応挙の障壁画、蹴鞠(県無形民俗文化財)、「こんぴら狗」なども有名なんだ。 石段1368段目の山中には、金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命(いずたまひこのみこと)をお祭りする厳魂(いずたま)神社(奥社)が鎮座しているんだよ。
1368段!? 785段でも大変そうなのに…… 絶対、僕には無理だな
基本情報
住所 | 〒766-0001 香川県仲多度郡琴平町892-1
0877-75-2121(金刀比羅宮) |
参拝時間 | 6:00~18:00
表書院・高橋由一館・宝物館 9:00~16:00(入館は15:30まで) |
休日 | 無休
※博物館施設は社内都合、世情により休館にすることがあります。 |
料金 | 参拝は無料
博物館施設は一般800円 高・大生400円、中学生以下無料 |
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アクセス
電車 | JR琴平駅より徒歩20分
琴電琴平駅より徒歩15分 |
自動車 | 善通寺ICより車で約15分(石段上り口までの所要時間) |
駐車場 | 近隣の町営駐車場を利用してください。
金毘羅宮にはありませんが参道付近にたくさんありますよ。 |
それでは参道及び境内を要所要所で階段の段数を加算しながらご案内します。
参道
午前中なので参拝者は少ないですが昼前後(この日は土曜日)になると人はかなり増えていましたよ。
ここまでは私達家族も余裕の表情をしています(笑)
体力に自信の無い方はここからが本番なので、杖(無料)を借りることをお勧めします。
ちなみに妻だけ自信が無いということで杖を借りていました。
一之坂鳥居(113段)
皆の写真を撮りたいが為に一番先頭を歩いている私、実はへとへとです(笑)
大門(365段)
一之坂から続く急な石段を250段ほど上がると、荘厳な雰囲気の大門が姿を現します。
一瞬、ゴールかと思いましたがまだ半分も来ていません(苦笑)
(豆知識) 大門が造られたのは1649年(慶安2年)頃で、讃岐の国の初代藩主である松平頼重が奉納したそうです。
まだ半分なんだ~(汗)
桜馬場
境内での商売が特別に許可されている「五人百姓」と呼ばれる飴屋さんが販売されています。
桜馬場西詰銅鳥居(431段)
鳥居に向かって左を見るとなんと白馬の姿が!!
これをネタに休憩ができると思ったわけではありません(笑)
神馬(しんめ)”が飼養されている厩(うまや)が見えてきます。ここでは白馬の月琴号
社務所門(奥に書院があります)
こちらに入るのは止めて反対(左側)に向き直し、神椿方面へ。
神椿(カフェ&レストラン)前(500段)
ようやく500段まで来ました。
残り285段です!!
祓戸社(はらえどしゃ)・火雷社(ほのいかづちしゃ)(595段)
(豆知識) 祓戸社の御祭神は、瀨織津姫神(せおりつひめ)・速秋津姫神(はやあきつひめ)・気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)・速佐須良姫神(はやすさらひめのかみ)です。罪穢(つみけがれ)を祓い清める神様だそうですが、どの神様の名前も舌を噛みそうですね(笑) 火雷社には、火産霊神(ほむすびのかみ)・奥津比古神(おくつひこのかみ)・奥津比売神(おくつひめのかみ)に座して、八衢比古神(やちまたひこのかみ)・八衢比売神(やちまたひめのかみ)・來名戸神(くなどのかみ)が合祀されています。鎮火・消防の神様、疫病を防ぎ止める神様だそうですが、こちらの神様の名前も舌を噛んじゃいそうですね(笑)
いてっ!! 先生、僕本当に舌を嚙んじゃったよ~(涙)
旭社(628段)
社殿の高さは約18メートルあります。
総けやき造りで屋根裏や扉には美しい巻雲や人物・鳥獣・草花の彫刻があってとても見所ですよ。
(豆知識) 旭社の御祭神は、天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・高皇産霊神(たかみむすびのかみ)・神皇産霊神(かみむすひのみこと)・伊邪那岐神(いざなぎのみこと)・伊邪那美神(いざなみのみこと)・天照大御神(あまてらすおおみかみ)・天津神(あまつかみ)・国津神(くにつかみ)・八百万神(やおよろずのかみ)です。
こんぴらさんにはどれだけの神様がいるんだよぉ!!
賢木門(さかきもん)(642段)
(豆知識) 賢木門は戦国武将の長曽我部元親により献納されたそうです。 賢木門はその昔「逆木門」と書いたそうで、建築の際に一本の柱が逆さまに取り付けられてしまい、逆木門(さかきもん)と名付けられましたが、 明治12年(1879)の改築の際に、「逆」の字を嫌い「賢木門」と書くようになったそうですよ。
へぇ、そうなんだ~
遙拝所(ようはいじょ・651段)
遙拝所は、伊勢神宮や皇陵を遙拝する所で神籬殿(ひもろぎでん)と拝殿からなっています。
御前四段坂(652段)
御本宮迄残り133段です。
「御前四段坂」と呼ばれる石段が見えてきたらいよいよラストスパートです。
御本宮(785段)
遂に御本宮に到着です!!
私の中ではゴールです。
さすがに奥社までは歩けまへん(苦笑)
本宮の建物は桧皮で葺いた大社関棟造りです。
あとの詳細は一番最初の豆知識を参照してくださいね。
展望台
本宮の標高は251メートルあり、周囲に視界を遮るものがないため、琴平と讃岐平野の街並みをダイナミックに眺めることができます。
うわ~!! 凄く気持ちいいな~!!
超見どころだね!!
785段を上り終えた後の讃岐地方の景色は格別でした!!
そして感動を終えた私達は御本宮のある敷地を散策しました。
南渡殿(みなみわたどの)
御本宮の向かって左側にあります。
三穂津姫社(みほつひめじんじゃ)
御本宮を中心に左側にあります。
神楽殿(かぐらでん)
御本宮の向かい側にあります。
神札授与所(ふだじゅよしょ)
こちらで御朱印をいただきました。
御朱印
無事に参拝もや散策も終わり私達は階段を下りて行きことに。
でも上りより楽そうに思えて実は下りの方が足にきますので十分に気を付けてくださいね。
※私はかなり足が痛かったです(涙)
帰りは御覧の通りの景色を眺めながらの下りとなります。
とても綺麗ですよねぇ。
心が洗われます。
こちらも見どころです。
そして無事に参道まで戻りましたがさすがにお腹が空きました(笑)
ということで参道にあるうどん屋さんに入る事に。
私は天ぷらうどんをいただきましたよ。
やはり本場ですね。うどんの腰が半端ないです(笑)
とても美味しかったです。
ということで金毘羅宮の参拝&豆知識ブログを終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
このブログが少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
一応、頑張ってかなり詳しく記事を書いたつもりではありますが、もっともっと詳しい事が知りたい方は下記の金毘羅宮公式ホームページをご覧くださいね。
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