【世界遺産・仁和寺】基本情報及びアクセス方法・見どころや豆知識のご紹介
夫婦で京都に日帰りで「世界遺産巡り」をすることに。
この日は「金閣寺」「龍安寺」「仁和寺」の順番で参拝することにしました。
一日で三つも世界遺産巡りができるのはお得ですよね。
ということで今回は三番目に訪れました「仁和寺」についての詳細記事となります。
「金閣寺」「龍安寺」の詳細記事はこちらから。
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【世界遺産・金閣寺(鹿苑寺)】基本情報&アクセス方法及び参拝順路での見どころや豆知識
【世界遺産・龍安寺】アクセス・見どころ・豆知識・美味しい湯豆腐(敷地内)のご紹介
仁和寺(にんなじ)
(豆知識) 仁和2年(886年)に光孝天皇によって「西山御願寺」という名で寺の建立計画が始まりましたが、翌年に光孝天皇は志半ばにして崩御したため、次の天皇になった宇多天皇が先帝の遺志を継いで仁和4年(888年)に完成し、寺の名前は元号から取って仁和寺となったそうです。 平成6年に世界遺産に登録されています。
金閣寺、龍安寺、仁和寺の三つの世界遺産の寺院が近くにあるのって珍しいわ~
基本情報
所在地 | 〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33 TEL/075-461-1155 FAX/075-464-4070 |
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拝観料 | 大人 | 高校生 | 中学生 | 小学生 |
仁和寺御所庭園
(個人・団体) |
800円
720円 |
無料 | ||
霊宝館
※期間限定 |
500円
450円 |
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茶室
[遼廓亭・飛濤亭] |
1000円(別途、御殿拝観料も必要) ※5名以上で7日前までに要予約 |
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御室花まつり
特別入山料 |
500円
450円 |
無料 |
アクセス
電車 | |
JR嵯峨野線を利用の場合 京都駅(嵯峨野線) | 京都駅・嵯峨野線(31/32/33番のりば)乗車→円町駅市バス26番にて約10分) |
京都駅・嵯峨野線(31/32/33番のりば)乗車→花園駅徒歩約15分 | |
嵐電(京福電鉄)を利用の場合 | 御室・仁和寺駅徒歩約3分 |
路線バス | |
JRバスを利用の場合 | 京都駅・高尾・京北線にて約30分 |
市バスを利用の場合 | 京都駅・26番にて約40分 |
京阪・三条駅10番・59番にて約40分 | |
阪急・大宮駅26番にて約30分 | |
阪急・西院駅26番にて約25分 | |
自動車 | |
名神高速道路をご利用の場合 | 京都南インターより約40分 |
京都東インターより約40分 | |
駐車場(仁和寺東側) | |
営業時間 | 9:00~17:00(受付終了16:30)
※12月~2月は17:00閉場 ※花まつり期間は8:30開場17:30閉場(16:30入場終了) |
駐車料金 | 普通車500円(100台)
バス・大型車2000円(12台) |
それでは境内をご案内します。
仁王門(におうもん)
持国天と広目天の像が待ち構えていますよ。
(豆知識) この仁和寺の入り口にドーンと構えている大きくて立派な仁王門は「京都三大門」の一つと言われているそうですよ。
ほんと、めちゃくちゃ大きい門だんね!! 両端にいつ仁王様の顔が怖いよ~
これはいきなり見どころだね~
仁王門前で歩いていたおじさんに撮っていただきました(笑)
結構長めの参道を歩いていくとまずは中門があります。
中門
(豆知識) この中門は重要文化財で寛永18年(1641年)から正保2年(1645年)の再建だそうです。
五重塔
中門を抜けると右手に五重塔がそびえたっていますよ。
(豆知識) この五重塔は重要文化財で仁和寺の伽藍(がらん)を守る社として当初は境内の南にありましたが、健歴2年(1212年)に現在地に移されたそうです。 塔の高さは36.18mありますよ。
これは超みどころだわ~!
金堂(こんどう)
再び参道をまっすぐ歩いていくと金堂が見えてきます。
(豆知識) この金堂は慶長18年(1613年)に建立された京都御所の正殿・紫宸殿(ししんでん)を寛永の時代(1624年 – 1644年)に移築したもので、近世の寝殿造として重要とされていて現存する最古の紫宸殿で国宝ですよ。 ※紫宸殿・・・天皇の私的な在所である内裏(だいり・天皇の私的区域のこと)の殿舎(でんしゃ・御殿、館のこと)の一つ ※寝殿造・・・平安時代に建てられた建築様式のことで、主に上流階級の貴族が居住する建物の様式です。寝殿造の建築様式は、中国古来の宮殿建築をベースに、日本文化を取り入れた建築様式と言われています。
現存する最古って聞くだけでとても貴重なのが分かるわね~ こちらも見どころで~す!
鐘楼
御影堂(みえいどう)
金堂の左側に向かって歩き鐘楼を超えると次か御影堂が見えてきます。
(豆知識) この御影堂は寛永18年(1641年)から正保2年(1645年)の再建で慶長18年(1613年)に建立された京都御所の清涼殿(せいりょうでん)の用材を用いて建立されたもので、重要文化財です。 御影堂には宗祖弘法大師、開基宇田法皇、仁和寺第2世性信入道親王(しょうしんにゅうどうしんのう)の像が祀られています。 ※清涼殿・・・平安京の内裏殿舎の一つで、天皇の日常居所として使われ中殿とも呼びます。
仁和寺には国宝や重要文化財がたくさんあるのね~ こちらも見どころですよ!
観音堂(かんのんどう)
御影堂から南に向かうと次は観音堂の前に出てきます。
(豆知識) この観音堂も重要文化財 で寛永18年(1641年)から正保2年(1645年)の再建だそうです。
観音堂の向えに「御室桜(おむろざくら)」があり桜林は国の名勝に指定されているので桜の時期に行くのがお勧めです。
ちなみに御室桜は遅咲きで、背丈の低いのが特徴の桜です。
それでは最後に御所庭園をご案内します。
御所庭園散策
受付を済まし本坊表門から中に入っていきます。
勅使門(ちょくしもん)
(豆知識) 勅使門は登録有形文化財で京都府の技師である亀岡末吉の設計によって1913年(大正2年)に再建されたそうです。
白書院(しろじょいん)
(豆知識) 白書院は登録有形文化財で襖絵は1937年(昭和12年)に日本画家の福永晴帆(ふくながせいはん)によって描かれたものです。
南庭(国の名勝)
白砂で構成されている庭でとても綺麗な庭です。
とっても綺麗だわ~ 白書院や宸殿(しんでん)から眺めるお庭は見どころです
御殿回廊
とても見ごたえのある回廊ですよ。
ってことはこの回廊も見どころだね
黒書院(こくしょいん)・宸殿(しんでん)(登録有形文化財)
北庭(国の名勝)
宸殿から北庭をバックに記念撮影
霊明殿
(豆知識) 霊明殿は勅使門と同じく登録有形文化財で亀岡末吉の設計によって1911年(明治44年)に再建されたそうです。
御朱印
この記事で紹介しきれていないところもありますのでもっと詳しいことが知りたい方は公式ホームページをご覧くださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
仁和寺の滞在時間は約1時間強くらいだったと思いますがゆっくり回ることができたと思います。
御室桜(おむろざくら)が咲く時期が一番お勧めですがそれ以外の時期でもとても堪能できると思います。
また最初に言いましたが「金閣寺」「龍安寺」とも近いので一日で三つの世界遺産を巡るのお得感があっていいですよ。
ということで仁和寺の紹介ブログを終わります。
最後まお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。